ここにきて”人”との繋がりがさらにさらに俺をワクワクさせる釣行へと導いてくれる。
趣味ってなんなんだ。
釣りってなんなんだ。
ほんとに深く思う。
人生においてこの趣味にまだ早く出会わせてくれた事にも、考えるとホッとする。
欲を言うならば産まれた瞬間から竿を握っていたかったもんだ。
そんな俺を興奮させる釣りが毎日訪れる。
訪れ過ぎて全くパソコンを開かない悪い癖がブログアップを困らせる。
何から書けばいいのか解らない。
全部書きたくて選べない。
こんな楽しい時間を俺一人だけ知っているのは卑怯だ。
と、訳の分からない事を思うのも真夜中にふと目が覚めパソコンを開く変なテンションのせいにしとこう。
順にお伝えしたいが、新しい話からいくしかない。
順に伝えて行くと現在の話まで一生どりつかねぇ。
パソコンを開くよりタックルボックスを開く時間の方が遥かに長いのだ。
それはたとえ家の中でもだ。
この中毒は、まだ釣りで良かったなと思う。
変態さを雰囲気が丁度良く中和してくれる。
そんな変態の釣行が2ヶ月前に決まった。
ホントの事を言うと前から決まっていたが、明確に話が進みだす。
お相手は牛久沼の中毒者、運命のナバロ乗りのMr.KATOUだ。
勿論とゆう言い方は少しおかしいが勿論お会いした事は無い。
だって全くご近所さんじゃない。
昔々、遥か遠くから日本にやってきたブラックバスがそんな俺たちを引き合わす。
「間らへんの静岡で」
一人ナバロを積み、NO MUSICで向かった。
早く着いてしまった俺は一人、パシュッとビールをあける。
チェアはigloo
アテはstarry sky
こんな一人の時間も悪くない。
2本目をあけた頃、仲間が1人増えた。
また一人、また一人と増えて行く。
初めましてとご挨拶。
何歳ですとご挨拶。
趣味は釣りですとご挨拶。
いつのまにか今回の二人の釣りは、写真でしか見た事のない10名程の釣り人でスタートする事となった。
初対面だろうが10年以上の付き合いだろうが同じ。
話は尽きない。
酒を片手に話がはずむ。
勿論この3人も初めましてだ。
おもしろい。
釣り仲間の宝箱はワクワクする。
手癖の悪い俺が出そうになったが今回はやめておく。
朝まずめに集合をかけた結果がこの宴。
調子の悪いコウジのランタンは贅沢なテーブルに。
そうこうしていると夜が開けて来る。
俺たちの朝マズメは魚よりひどい。
寝ているのか集中力を高めているのかは彼にしか解らない。
思った以上に水辺まで長い。
興奮がそれを少しだけ和らげてくれる。
準備は整った。
出船だ。
船はホントいい。
それぞれの手に渡るまでのストーリーがまたそれを深くさせる。
ナバロの赤は不思議だ。
何故か自然にとけ込む。
この日の空は異様に奇麗だった。
スタイルの良いナバロにスタイルの良いニシウが絶妙な1ショット。
気持の良い朝に飲み込まれそうになる頃、雄叫びが水面をゆらす。
これは仲間全員が嬉しい1本だった。
このおかげでマサシ氏はカヤックの虜に。
いつも通り何も無く大爆睡。
いつも通り20枚程愛船程を撮るカスヤ。
あ、カズヤ。
眼鏡を外すと男前のカスヤ。
あ、カズヤ。
脱水症状寸前で起きたビチョビチョの俺たちは先にコテージで宴の準備に取りかかる。
気分とは反対に体力は絶不調。
そんな我らをスコッチが覚醒させる。
皆の帰りを待ちながら飲む酒と料理が大好きだ。
涼しくなりだすこの時間にコテージにいる気持良さも病み付きになる。
ぞろぞろとコテージに帰って来る仲間達はやりきった様子。
結果は聞かないでおこう。
さあ、宴のハジマリだ。
冷やしておいたポテトサラダで火照った体をクールダウン。
喜んでくれて良かった。
肉にサラダ。
グラタンにピザ。
ジンギスカンに焼き忘れた焼津のサバ。
誰かが連れて来た息子ではない。
彼も立派な成人釣り師だ。
皆が寝静まった頃に熱く語った加藤氏との時間もまたそれは最高だった。
夜はこのままふけていく。
寂しいがお別れの時間はあっと言う間。
各々握手をし、また会おうと約束を交わし帰路につく。
家で余韻に浸りながら見るこの写真と焼津のサバはまた格別なもんだった。
別れ際、俺にしか聞こえない加藤氏の「楽しかったよ。」は完璧な旅の締めくくりになった。
ホント釣りが面白い
keep slowly...
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